こんにちは!戸越公園のコミュニティ型セミパーソナルジム「バディトレ」です。
だんだんと涼しい日が増え、外を歩くのが気持ち良い季節になってきました。
体を動かす習慣は大切ですが、ジムでのハードなトレーニングばかりが「運動」ではありません。時には気分を変えて、街の空気を楽しみながら歩く「健康散策」も、心と体にとって素晴らしい栄養になります。
そこで今回は、私たちバディトレの店舗も近い、戸越エリアの魅力的な散策スポットをご紹介します。
「戸越」と聞いて、多くの方が「戸越銀座商店街」を思い浮かべるのではないでしょうか?下町情緒あふれる活気、そして数々のお惣菜屋さんやスイーツ店…。そう、戸越は「食べ歩きの聖地」として非常に有名です。
「え、食べ歩きの街で『健康散策』?矛盾してない?」
そう思われたかもしれません。確かに、戸越銀座には美味しい誘惑がたくさんあります。
しかし、実はこのエリア、「歩く」ことを楽しみ、心身をリフレッシュするのに最適な要素がたくさん詰まっているのです。
この記事では、戸越エリアの魅力を「健康」という視点から深掘りし、週末にすぐ試せる「戸越健康散策コース」をご提案します!
活気あふれる下町人情。「戸越」ってどんな街?
まずは、散策の舞台となる戸越エリアについて簡単にご紹介します。
戸越は品川区の南西部に位置し、都営浅草線の戸越駅や東急池上線の戸越銀座駅が最寄りとなります。アクセスも良く、都心からの日帰り散策にもぴったりです。
この街の主役は、何と言っても「戸越銀座商店街」。
その長さは、なんと全長約1.3kmにも及び、関東有数の長さを誇る商店街として知られています。
商店街は「商栄会」「中央街」「銀六会」という3つのゾーンに分かれており、約400軒ものお店が軒を連ねています。八百屋さん、お肉屋さん、豆腐屋さんといった昔ながらの個人商店から、メディアで話題のコロッケ専門店、おしゃれなカフェまで、新旧が入り混じった独特の活気が魅力です。
歩いているだけで「いらっしゃい!」と威勢の良い声が聞こえたり、お惣菜の湯気や美味しそうな香りが漂ってきたり…。五感を刺激するこの“下町感”こそが、戸越の最大の魅力と言えるでしょう。
「健康散策」のすゝめ!戸越銀座1.3kmを歩き尽くす

出典:東急・東急電鉄公式サイト
さて、ここからが本題です。全長1.3kmの戸越銀座商店街を、どう「健康散策」に活かすかをご紹介します。
1.3kmという距離。これを往復するだけで、約2.6kmになります。時速4〜5kmほどの「やや早歩き」を意識して歩くと、約30〜40分の連続したウォーキングが可能です。これは、脂肪燃焼や心肺機能の維持に効果的な、立派な有酸素運動になります。
ここで、バディトレのトレーナーとしてぜひ意識してほしい「歩き方のコツ」を伝授します。
コツ①「フォーム」を意識して、運動効果を最大化!
せっかく歩くなら、運動効果を最大限に高めましょう。以下の3点を意識するだけで、消費カロリーや使われる筋肉が変わってきます。
- 背筋を伸ばし、視線は遠くに
猫背になると呼吸が浅くなり、疲れやすくなります。頭のてっぺんから糸で吊られているようなイメージで、スッと背筋を伸ばしましょう。視線が下がると背中も丸まりがちなので、商店街の少し先を見るようにします。
- 骨盤から足を動かす(大股を意識)
膝下だけで歩くのではなく、股関節、つまり「脚の付け根」から大きく前に出す意識を持ちましょう。お尻(大殿筋)や太ももの裏(ハムストリングス)といった大きな筋肉を使うことができ、代謝アップに繋がります。
- 腕は「後ろ」に引く
腕を前に振ろうとすると肩に力が入りがちです。むしろ、肘を軽く曲げ、リズミカルに「後ろに引く」ことを意識してみてください。自然と肩甲骨が動き、連動して骨盤もスムーズに動くようになります。
活気ある商店街の空気を楽しみながら、ぜひこのフォームを実践してみてください。
コツ② 最大の難関?「食べ歩き」との賢い付き合い方
戸越銀座を歩く上で、避けては通れないのが「食べ歩き」の誘惑です。
名物のコロッケ、焼き鳥、おでん、たい焼き、クレープ…。筆者もボディメイク中は食事管理を徹底していますが、あの揚げたての良い香りが漂ってくると、正直、心が揺らぎます(笑)。
健康のために我慢しすぎるのは、かえってストレス。そこでバディトレ流の「賢い選択」をご提案します。
- まずは「タンパク質」を探す
もし小腹が空いたら、まずは筋肉の材料となるタンパク質を探してみましょう。戸越銀座には、老舗の豆腐屋さん(豆乳や湯葉もおすすめ!)、焼き鳥屋さん(タレより塩、皮よりモモやムネを選ぶ)、おでん屋さん(卵、はんぺん、厚揚げなど)も豊富です。
- 「ご褒美」として楽しむ
「まずは1.3km、端から端までしっかり歩く!」と決め、完歩した後の「ご褒美」として、本当に食べたいものを1つだけ選ぶ、というのはいかがでしょうか。運動後の適度な糖質や脂質は、体のエネルギー回復にも役立ちます。罪悪感なく、美味しくいただきましょう!
- 「シェア」して楽しむ
コロッケも唐揚げも食べたい…そんな時は、友人や家族とシェアするのが鉄則です。色々な種類を少しずつ楽しめれば、満足度も高く、カロリーオーバーも防げます。
大切なのは「ゼロか100か」で考えないこと。「楽しむけれど、流されない」という意識が、健康的なライフスタイルを継続するコツです。
心身を整える戸越のオアシス「戸越公園」

出典:しながわ観光協会
戸越銀座商店街を堪能したら、少し足を伸ばして、心を静める場所へ向かいましょう。
商店街から徒歩10分ほどの場所にある「戸越公園」は、まさに都会のオアシスです。
この公園は、江戸時代には熊本藩主・細川家の下屋敷があった場所で、その庭園跡地が整備されています。そのため、池を中心に据えた美しい回遊式庭園が特徴で、滝や渓谷、立派な冠木門など、風情ある景色が広がっています。
商店街の「動」の賑わいとは対照的な、この公園の「静」の雰囲気。これが、健康散策の仕上げにぴったりなのです。
ベンチに座って、水面に映る緑や空を眺めたり、鯉が泳ぐ姿をぼーっと見つめたり…。
こうした時間は、交感神経(興奮モード)が高ぶりがちな現代人にとって、副交感神経(リラックスモード)を優位にする大切な時間です。
私たちは「体(フィジカル)を鍛える」ことに集中しがちですが、こうした「心(メンタル)を整える」ことも、健康を維持する上で欠かせない要素。戸越エリアは、この両方を満たしてくれる稀有な場所なのです。
なぜトレーナーが「散策」を勧めるのか?
バディトレでは、お客様に筋力トレーニングやHIIT(高強度インターバルトレーニング)など、比較的ハードな運動もご指導しています。では、なぜそんな私たちが、ゆるやかに見える「散策」をわざわざ推奨するのでしょうか?
それは、「アクティブレスト(積極的休養)」の重要性を知っているからです。
トレーニングで体に負荷をかけた後は、休養が必要です。しかし、ただ家でゴロゴロしているだけよりも、ウォーキングのような軽い運動を取り入れた方が、全身の血流が良くなり、筋肉の修復や疲労物質の排出が促進されることが分かっています。
また、精神的な側面でのメリットも非常に大きいと感じます。
いつも同じジム、同じマシン、同じメニューでは、どんなにトレーニングが好きでも「飽き」や「マンネリ」が来てしまいます。
そんな時、戸越のような活気ある街を歩き、季節の移ろいを感じ、美味しいものに出会うことは、最高のリフレッシュになります。この「楽しい!」というポジティブな感情が、次のトレーニングへのモチベーションを再燃させてくれるのです。
日々トレーニングを頑張っている方こそ、休養日に「戸越健康散策」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、下町情緒あふれる戸越エリアでの「健康散策」をご提案しました。
【戸越健康散策のポイント】
- 全長1.3kmの戸越銀座商店街は、往復約30〜40分の良質なウォーキングコースになる。
- 歩く際は「背筋」「大股」「腕を後ろに引く」フォームを意識して運動効果アップ。
- 食べ歩きは我慢せず、「タンパク質ファースト」や「ご褒美」として賢く楽しむ。
- 仕上げは「戸越公園」で。自然の中で心を整え、メンタルヘルスもケアする。
美味しいものを楽しみ、人々の活気に触れ、美しい自然で癒される。これらすべてが、戸越エリアを歩くだけで体験できます。まさに、心と体の両方に効く、最高の散策スポットです。
今度の週末、戸越の街へ出かけてみませんか?
きっと、あなたの日常に新しい活力を与えてくれるはずです。
戸越公園で健康な体づくりをするなら「バディトレ」へ
コミュニティ型セミパーソナルジム「バディトレ」では、お客様一人ひとりの希望や目標に合わせたトレーニングプログラムや食事指導をご提供しています。
「一人だと、どうしてもモチベーションが続かない」
「食事管理のやり方がこれで合っているか不安」
「自分の目的に合ったトレーニング方法がわからない」
そんなお悩みを持つ方は、ぜひ一度バディトレのトレーナーにご相談ください。
私たちは、科学的根拠に基づいたトレーニング指導はもちろんのこと、LINEを活用した食事サポートや、リフレッシュしながら体を動かすコミュニティイベントなどを通して、あなたの目標達成まで二人三脚で伴走します。
現在は無料体験を実施中です。戸越公園でフィットネス・ジムをお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!






